肌ふとんに使われる素材

materials
真綿

絹の一種。蚕のマユを伸ばしたもの。人の肌と同じタンパク質の繊維のため、接触アレルギーが起こりにくい。繊維が長く綿切れがないため、綿ぼこりがない。家庭での洗濯はできない。 

ウール

表面がウロコ状になっているため、汗を吸って出す力が強い。温度や湿度を調整し、体温−2℃、湿度50%を保つ。蒸れなくさらっとするのが特徴。燃えにくい防炎性も備える。 

綿

吸湿性は良いが発散しにくい。コシがあるため敷肌ふとんにも向く。重たいのが難点。繊維が短いため、綿ぼこりがでやすい。

化繊

軽くて洗濯が簡単。細くて長い繊維は、綿ぼこりを出さない。水分を吸わない。※ただし、マイクロファイバーを使った製品は吸湿性がある。